人付き合いも時間の使い方も長期的にとは言うけれども
物事を長期的に考える。
様々な場面で求められることです。
長期的、つまり目先の利益だけではなく、将来役に立つかを考える、ということですが、これはあくまで予想であり、それが必ずしも当たるとは限りません。
自分のより経験の豊富な方に、長期的に見て得だよ、や、長期的に考えたらこうするべきだ。
のようなアドバイスを多くいただきます。
確かに経験が豊富な方の意見を取り入れることで、自分の時間の質を上げることができると思います。
ただ、これは、あくまで根拠のある内容、もしくは、自分で納得できる内容に限ります。
わけのわからない根性論や、過去の栄光だけ語られても、自分が実行に移すインセンティブにはなりません。
上司に言われたことをやる、それだけでは人間腐っていくと思います。
上司に言われたことを自分の中で咀嚼し、相手が何を目的として、なぜ依頼したのかをかんがえる。
その上で、その期待ないし要望に答えればいいのではないでしょうか。
言われたことをただそつなくこなすだけでは、ロボットと同じです。
これからどんどんロボットが出てくる中で、自分の仕事が奪われてしまいます。
そうならないためにも、自分で考え、行動することが求められます。
社会人である前に、皆人間です。
気持ちもあれば考えもあります。
それらを押し殺すのではなく、主張する。
主張するすることを意識することで、潜在的な思考も顕在化します。
意思の主張が難しいと感じる場合、なぜ難しいのかを考え、工夫することで、改善するでしょう。
小さなことでも自分で考えることで、時間の質は向上し、自分が長期的に何を求めているのかも少しずつわかってくるのではないでしょうか。
長期的に考えて、今行っていることが無駄かどうか、これはその人の価値観によると思います。
現代社会では、インターネット、SNS、スマホ等の新たな文化が、価値観の多様化を生みました。
価値観が多様化していることからも、これまでの常識で物事を捉えることは求められず、柔軟な対応が必要とされます。
その、知る機会が、まだまだ足りないのではないかと思います。
また、多様な価値観が認められるという事実を知らない人も多いと思います。
これから教育をはじめとした様々な場面で、時代の変化を意識して、それに対応することが求められます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。