人間の慣れって怖い、35度が涼しく感じる、、
広く生物全般に言えることかもしれませんが、ある一定の環境にいると、慣れが生じます。
特に人間はこれが顕著なのではないでしょうか。
と近頃感じたのも連日の暑さからです。
とうとう気象庁か災害認定しました、まぁこれだけの被害が出ていたら納得できます。
この暑さ、8月中旬頃まで続くそうです。さすがにわけわからないですよね。本物の異常気象ここにあり。とでも言ったところでしょうか。
ここ1週間は40度近い気温の日々が続いていましたが、先日は35度前後でした。
35度の日って普通に考えて暑いです。猛暑です。しかし、その日はそこまで苦に感じませんでした。
むしろ、なんか過ごしやすいような気までしました。これって、確実に連日の暑さに慣れてきたからの結果ではないでしょうか。
そう考えるとすごく怖いです。
普段なら涙目になるような気温なのに、、
慣れることで自分自身は楽になるかもしれませんが、あたりまえじゃないことがあたりまえになる。ことって実は危機感を覚えるべき内容です。
同じような事例に残業があります。ある日、高校の同級生と近況報告をする機会がありました。
ある人は残業が慢性化しており、22時に帰れれば嬉しい、と考えるようになっていました。
学生時代からこのような考えに至っていた人ではもちろんありません。
3ヶ月弱の働き方をとおして、それがあたりまえになり、日々残業をこなすことに慣れていったのです。
同じことを繰り返し、慣れてあたりまえになる。この一連の流れは個人で意図的に創り出すのではなく、環境に依拠するパターンが非常に多いです。
暑さ然り、労働環境然りです。
ですが、このことはポジティブに考えることもできます。
自身の置かれた環境が、自分にとってプラスになる慣れ、あたりまえを形成してくれる環境であれば、その個人は成長します。
個人も自分の納得する結果を得ることで、満足感を獲得します。
人は慣れを感じる生き物であり、その慣れは環境に依存します。
自分に今何が足りないか、何が求められるのか、をよく考え、それを補う慣れを得ることができる環境、それかその環境を作り出すことのできる人を見つけることは、これからの人生に関わるのではないでしょうか。
私自身、今の環境はどうなのだろう、、、
自分の環境を考える際、客観的視点は何があっても忘れてはいけませんよね、、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。